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Done is better than perfect(2012.2.13)

2012年2月13日 16:38

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2月1日にIPO申請したFacebook社。その申請書類に添付された創業者でCEO・マーク・ザッカーバーグ氏の手紙に登場する一文が話題になっています。

Done is better than perfect
Done is better than perfect
我々は社内の壁に「完璧を目指すよりまず終わらせろ - Done is better than perfect -」と書いて仕事に取り組んでいます。
Facebook、IPO申請書類に添付されたザッカーバーグの手紙全文より

これが現代のビジネス、マーケティングの進め方です。

(日本の)企業・ビジネスマンは、「PDCA」(Plan→Do→Check→Action)に縛られ過ぎです。最初の段階で完全に計画が明らかにならないと始めないのです。しかし、そもそもPDCAは、工業(モノ作り)の考え方であり、しかも、生産管理や品質管理におけるもの、すなわち、「すべてのものは二度つくられる」(『7つの習慣』より)の、"二度目"での考え方なのです。

ウォークマンを、二度目にモノとして作る(大量生産する)段階では、PDCAです。しかし、ウォークマンを白紙から生み出す段階は、PDCAではありません。ましてウェブの場合は、モノのように、一度作ると作り直せない/廃棄・再生産に多大なコストがかかるわけでもありません。

マーケティングも同じくです。従来のダイレクトレスポンス中心のマーケティングではPDCAでもよいでしょう。1クリック30円、コンバージョン率が1%、一人平均購買価格が5,000円なら、3,000円で5,000円の売上を生み出す... と計算できます。クリック単価を下げるか、コンバージョン率を上げるかで、投資効率は高まります。しかし、ソーシャル・マーケティングでは、たまたま影響力を持つユーザが「いいね!」やリツイートをしたら、またたく間に∞の成果を上げます。やってみないと分からない、のです。

まず、やってみる(Try)→何が起こるかをモニタリングし(Feedback)→起こったことに応じてプランを調整(Adjust)していく。そういう姿勢が求められます。

マーク・ザッカーバーグ氏が2004年にFacebookを開始したとき、現在のFacebookの姿の事業計画を練り、始めたのでしょうか? そんなことはありません。まずやってみて、次々と起こる変化に適応し続けた結果、今日のFacebookが出来上がったのです。

まずやってみることです。新しいこと、違うこと、を。PerfectよりもBetterに。やれば何かが起こります。想像していたこと、想像していなかったこと、何かが、起こります。やらなければ、何も起こりません。

こう言っては申し訳ありませんが、一人二人のビジネスマンが描き切れて、上司が心底納得できる計画など、その時点でもはやたいしたものではないのです。予測不可能、何が起こるか分からない... だからからこそ大きなことになる可能性を秘めています。

「同じ事を繰り返し行い、違う結果を期待すること」を、アインシュタインは狂気と定義しました。(Insanity: doing the same thing over and over again and expecting different results. - Albert Einstein)

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